リホームベースの山口豊です。
今回はリフォームの流れのつづきです。
・ご契約から工事着手へ
ご契約《工事請負契約》を締結させて頂いた後、工事着工に向けて準備を進めて行きます。
①仮住まいをしてリフォームする方
まずは、仮住まい先を決めなければなりません。
(これは、実際にはご契約をする前から動き始めて頂く場合が多いです)
仮住まいを決める方法としては、まずは
・賃貸物件を、インターネットや最寄りの不動産屋さんで探す
という方法です。
しかし、「仮住まい」という条件から短期での賃貸契約となってしまう為、物件数は限られてしまいます。
ペットとお住まいの方は、「ペット可物件」に絞られるため、なおさら数が少なくなります。
当然ですが「今のお住まいから近い所」を希望される方がほとんどですが、検討する物件数を確保するには
地域を広げて頂く必要もあると思います。
(通勤・通学により、利用する路線が変わる場合もあります。定期の方は、購入のタイミングを上手に合わせて頂くと良いです)
仮住まいが決まったら、引越し業者を手配しなければなりません。仮住まいですので、行きと戻りの往復となります。
時間が無い方や、手配がすこし面倒だと思われる方には、これらの手配をまとめて依頼できる「仮住まい専門業者」もいます。
専門業者なので、仮住まい条件での物件が用意されており、物件探しはスムーズになります。ただ、物件数はある程度限定されるので、
地域の許容範囲を広げて頂く必要はあると思います。
②住みながらリフォームする方
リフォームに向けて、荷物の整理をして頂きます。工事中に移動する必要のある家具は、中の物を出して頂き、動かせる状態にして頂きます。
仮住まいの方も、住みながらの方も、荷物・家財等の整理はして頂かなければなりません。
これがなかなか大変な作業で、ほとんどの方が「要らないものを処分する」ことをメインに取り組まれます。
リフォームを計画する時に、「今持っている物が、全て入る容量の収納をつくりましょう」という考えの方がいます。
ただ、ほとんどのお宅で、20年前後の期間でたまりにたまった物(家具・食器・衣服・頂きもの・過去の趣味・思い出のアルバム・等々、あげたらきりがありません)
が、既存の収納容量を超えていて、「収納部屋」「納戸」に用途変更された居室が存在します。
家を出られたお子様の物が、倉庫代わりに残っているという事も、非常に多くあります。
その為、リフォームの計画で一番最初に考える事、そして準備段階でも一番最初に取り組む事は、共通して「物を減らす」「捨てる」事です。
最近では「断捨離(だんしゃり)」という言葉で、整理収納や住宅コーディネートのアドバイザーや専門家の方々が、著書の中で取り上げ
話題の用語となっています。
今回はここまでで、次回、工事着手から完工までをご案内致します。
読んで頂き、有難うございました。